冬の定番

ぼく達家族にとって冬にアウトドアを楽しむ定番がココになる.
この冬一番の寒波がやってくる週末,目的地では雪化粧が楽しめるかなと期待も膨らむ.
天気予報も現地は雪模様であったから車もしっかりと冬支度で出かける.
ぼくの考える冬のアウトドアライフは・・
キーンと冷え切った空気の自然の中で雪と冬の静けさを味わい楽しむ.
外で思いっきり冬を楽しんだら暖炉や薪ストーブがあるコテージに逃げ込むことになる.
ポカポカと豊かな暖かさに包まれて今日あった出来事を振り返りして
美味しい食事とワインと共にゆっくりと過ごしたりするのがとても贅沢な時間.
そして翌朝またフィールドへ飛び出す・・・

ココは他にもコテージがあって大自然の中にぽつんと立つ一軒のコテージとは行かないけど
周りにはアウトドアフィールドが沢山あるしリラックスして過ごせる素敵なコテージがあって気持ちいいキャンピングが出来るのがいい.
キャンプ≠テントであることがワイルド派に対するアンチテーゼ.

コテージのテラスに設えたオーブンつきの薪ストーブ.
これがあれば料理も楽しくなるし簡単でよろしい.
何しろ焼くのも煮るのもオーブンに突っ込むだけだからだ.
夜はかまどでトマトスープとオーブンでつるしベーコンステーキ
翌日のランチはピッツァとストーブ大活躍である.

夜,雪模様の予報も外れて快晴.それが寒さに拍車をかけ外はドンドン気温低下しおそらくマイナス5℃以下.
暖かいコテージの中からトイレに行こうと外に出て見上げてみるとそこには満天の星空.
トイレに行くのも忘れてテントがひとつも無い草原サイトまで歩いていって大の字に寝転がると見渡す限り180度の星がぼくに降り注いでくるから怖 い位.
暫くボー然と星を眺めていたがさすがにトイレが我慢できなくなり我に返った.

トイレからの帰り道うれしいことがあった.
それはポツンポツンと建っているいくつものコテージの中の暖かい灯りとどのコテージからも楽しそうな話声や笑い声がそっと聞こえたことだ.
今ココには幸せがあふれているんだなと思うとぼくの幸福度も上昇する.
ひょっとしたら今ココはブータンよりも幸福度では上かもしれない.
一人ニヤニヤしながらこの気持ちを伝えたくて妻とドギーズの待つコテージへ急いだのだったが
みんな居眠りしていた・・・ただその姿が幸せそうでぼくの幸福度はさらに上がるのであった.

午後3時までノンビリ過ごした翌日.
昼前頃に遠い雪雲からハラハラと雪が舞い降りてきて降り注ぐ太陽のにきらきらと光る.
日差しがポカポカと気持ちいいテラスでその雪を眺めているのがなんとも贅沢な時間.
ドギーズも全身に日差しを浴びてお昼ねは気持ち良さそう.
こんなドギーズの様子を眺めているとこの時間がさらに贅沢なものになって幸せ気分.

今回のキャンピングは幸せをいっぱいもらったな.
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ボイジーから鎌倉散歩

10月の後半から3週間ほどボイジーから久々に帰国していた姉をウチにご招待.
ゆっくり話をして,旨いもの食べて,ドギーズと過ごしてもらって.
いいおもてなしが出来ただろうか.
姉が「是非ほしいものがある・・・漢字ロゴのT-シャツを頼まれた」という.
何でも漢字T-シャツはアメリカ人にとってクールなものらしい.
そんな外国からの観光客しか買わないであろう土産は長谷か小町通りへ行けば入手可能ではないかと昼食のあと小町通りへ.
小町通りは好天気も手伝ってか多くの人出.そんな賑わいにぼく達も気分が高揚してなんかワクワク.

久しぶりに来るとぼくの知らない店が結構出来ていて時の移り変わりを実感してしまう.
しかもみんなお洒落なカフェ・レストランや雑貨屋となんか東京っぽい.
こういう新しい変化を見て「なんか小町通りも変わっちゃって寂しいなぁ」などと嘆いてしまう.
そしてそんなオヤジくさい小言を言うぼく自身に落胆してしまうのだった.
そんな小町通りでもしぶとく土産屋は生き残っていて漢字T-シャツは安易に見つける事が出来満足感を覚える.
姉は今回は「根性(guts)」と「魂(soul)」をゲットしたのだった.

さて,漢字T-シャツもゲットしたし,そそくさと裏路地に逃げ込みたいところ.
だけど,ぼくにはもうひとつ目的があった.
姉とボイジーに残る義兄に鎌倉彫の箸をプレゼント.
いつもぼくたち夫婦やドギーズにアメリカから届く素敵な贈り物への感謝の気持ちだ.
実はこの鎌倉彫の箸は実によろしい.
鎌倉の武家文化宜しく素朴だけどちょっとした彫りが加えられていてワン・アンド・オンリーなものになる.
京都などの塗り箸のように上品だと料亭で優雅に食事なんかが思い浮かんでくる
けど鎌倉彫の箸は毎日使いでガッツリ食べるのによく似合う.
だけどそこは一膳一膳,作家手作りの鎌倉彫の箸だからその箸を使う喜びが加わって毎日の食事がワンランク上げることが出来るのだ.
一膳1500円くらいから手に入れることが出来るので鎌倉に立ち寄ったときは是非一膳.オススメである.

ここまできたから鶴岡様にお参りしていこう.
参道を歩いていくと舞殿では結婚式が執り行われていた.
今世界中で一番幸せであろう新郎新婦に少し幸せをおすそ分けしてもらう.
いつも混み合う鶴岡様だけど来るとやっぱりいいなぁと再確認させられる.
観光のメインコースから外れた静かなお寺でしっとりと過ごす鎌倉もいいが王道観光コースというのもたまには楽しい.

この後,ウチでドギーズは姉にたっぷりとかわいがってもらうのであった.